病児保育の5つの不安と体験してわかったこと
39.7度が3日以上続く、、
マル(息子)10ヶ月に入り、母は仕事復帰して、1か月半になりました。少しずつこの生活に慣れてきたなぁと思っていたら、39.7度が3日以上続いて、もうここしか頼るところがない・・ということで病児保育にお世話になりました。無事熱も下がったので、病児保
育を使う方、これを見ておくと様子がわかって少し安心できますよーという内容をメモしておこうと思います。(写真は、体温39.7度もあるのに冷えピタを貼って、動き回るマル(息子))
実家が遠い働くママの救世主、病児保育
咳が数日続き、熱が39.7度。翌日になると37.3度。あ、熱下がったなぁと思っていたら、夜になるとまた39.7度。翌朝また熱が37.4度くらいに下がったのだけど、夜の高熱が続くと熱痙攣も怖いし、急いで病院に見てもらうことに。
検査したところ保育園でもはやっている「RSウィルス」感染発覚!RSウイルスって何よー(><)名前が怖いよーと、調べてみると「風邪の一種で、咳がひどい、高熱が5日程度続くのが特徴。2歳以下の子供はほぼほぼかかる」らしい。
ん?ということは、高熱が5日間出る事が確定ですね。急に5日も連続で仕事休めるわけないじゃん(;ω;)ということで、何かの時に頼れるかもしれない、、と登録だけしていた区の病児保育にデビューすることになりました。
でも病児保育、不安だなー・・・
保育園が37.5度で呼び出しがきてしまうのに対して、病児保育は、体温がどれだけ高くてもインフルエンザなど感染症でも「状態が急変しない」「一定食べて、飲んで眠るができる」状態の子に関して、1日預かってくれるありがたい場所です。
復帰する前に事前登録に行ったのですが、定員は6名(区全体の中で定員6名!おそろしく少ない!)で、予約取れないだろうし、預けることもないだろうなぁと思っていたのですが、こんなすぐに預ける日がやってくるとは、、、。
実際預けるとなると、不安なことがたくさんあります。しかも、病児保育の口コミが少ないので、様子を知ることができず。
・どんな場所でどんな扱いを受けるのかな?
・10ケ月なんて、こんな小さい体で預けるのはかわいそう・・・
・どんな人が見ててくれるのかな?
・体調悪い中預けて、ちゃんと寝て、食べて、飲んでできるのかな?
・他の子の感染症もらっちゃうんじゃないかしら?
ではではこれらの不安、実際どうだったのか?
まずは利用までの手順
私の区では利用する前に以下の手順を踏む必要があります。
病児保育利用までの手順
1.登録
年度毎に手続きが必要。郵送か現地で行う。
↓
2.仮予約
電話で仮予約。
↓
3.病院受診
医師連絡票(病名が入っている診断書の簡易的なもの?)もらう
↓
4.本予約
医師連絡票の病名を電話で知らせると
預かれる病気の場合は、仮予約→本予約になる
↓
5.病児保育に登園
8:00-8:30 先生の問診があるので、それまでに登園する必要がある
ふぅ、登園まで一苦労です。預けたい日の朝に、2.仮予約→3.病院受診→4.本予約をこなすのは難しいので、基本的には発熱当日は預けるのをあきらめて、その日は2~4をこなし、翌日から預けるのがよさそうです。
病児保育の持ち物
便利なチェックリストを発見。
持ち物チェック表 - ぽけっと病児保育室|さいわいこどもクリニック
保育園と違って、置き服やオムツ、離乳食がないので、準備品山盛り、、。始めて預ける日の準備は1時間くらいかかった。一度用意してしまえば、補充だけなので2日目からは10分ほどですぐ済みました。
食事(離乳食、おやつ、ミルク、飲み物が必要)の準備が一番大変でしたが、近所の薬局で出来合いの離乳食キット(2品+スプーンのセット)を見つけて助かりました。便利な世の中や~。
実際に使ってみて不安点はどうだったか?
どんな場所でどんな扱いを受けるのかな?
建物ができてから2年ほどしかたっていないので、すごくきれいでした。お部屋は二つあって、1つは8畳ほど、もう1つは16畳ほどのお部屋。それぞれ定員2名、定員4名、合計6名。
狭い部屋は感染症の子用。感染症の部屋に、違う感染症の子は入れないので、たとえばRSウイルスの子の予約が決まったら、インフルエンザの子は予約が取れなくなります。
マルはRSウイルスで感染症の部屋で預かってもらうことになったのですが、この部屋が空いていて預かってもらうことができました。区全体で1部屋しかないこのお部屋が空いていたって奇跡的です。
10ヶ月なんて、こんな小さい体で預けるのはかわいそう・・・
まだいろいろとわからない小さいうちに、新しい場所や人に慣れるのはよかったみたいです。マルも、泣かずにバイバイできました。(後であれ?お母さんいないじゃん!と泣いたみたいですが)
どんな人が見ててくれるのかな?
看護師さんと保育士さんがいるようです。マルは50-60前後の元気なおばちゃまの保育士さんに見ていただいたのですが、朝お会いした瞬間から
「マルくーーーーーん!!!」
というハイテンションで両手を広げてくるおばちゃま先生にマルも笑顔満点で答えて、早速くつろいでいました。さすがベテラン先生。不安だった母の気持ちもすごく安心できました。
体調悪い中預けて、マルはちゃんと寝て、食べて、飲んでできるのかな?
自宅で食事したときに、咳がひどくて吐き戻ししてしまっていて、食事ちゃんとできるのか心配でしたが、自宅での食事量(全量の半分くらい)よりも多く(八割くらい)食べてました。
やはりベテラン先生の対応は、育児素人な母より頼りになります。お迎えに行ったときもマルは笑顔で迎えてくれて、睡眠時間も自宅では2時間なのに、3時間も寝てました。マル、リラックスできてよかったね・・・
他の子の感染症もらっちゃうんじゃないかしら?
病児保育には、感染症の子用と感染症以外の子の2部屋用意されています。感染症の子は隔離部屋に入り、さらに感染症のお部屋の先生は、感染防止のためレインコートのような服を羽織っています。
なので、マルのRSウイルスが他の子にうつることがないし、逆に感染症以外でお世話になる場合、感染症の子と接点をもつことはありません。今後普通の風邪のときなども安心してお願いできるな~ととても安心できました。
結果、お願いして本当よかった。
体調も機嫌も悪い赤ちゃんと会っていきなりマンツーマンで丸一日過ごすってプロの仕事ですね(;ω;)マルがこんなにたくさん食べて飲んで遊べて、ゆっくり眠って身体を休めることができるなんて・・・。
感謝してもしきれません。こんな大変ですばらしいお仕事をされているみなさんのモチベーションてどんなところにあるのか。
「働くママさんを応援したいと思って」
かなぁ、やっぱり、、と妄想しつつ、ありがたやー、なーむーと拝んで後にしました。
プールが始まると、またお熱に悩まされる時期ですね。もし利用するときに参考になれば幸いです。